幻怪日記

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マラトン

紀元前490年の今日
(今から2500年前!)

ギリシャの都市国家連合 vs ペルシャ王国 の一大戦争の天王山となった

「マラトンの戦い」があったそうです。
(暦の加減で一カ月前だったという説もあるそうですが)


当時繁栄していた、いわば、今につながる「西洋文明」の起源とも言える
「ギリシャ都市国家群」
エーゲ海の小国家を次々植民地化し力づくで勢力を伸ばす。

対するペルシャは、オリエント随一の強力な国家に成長し
ギリシャの好きなようにはさせない!


これまた勢力を伸ばし、巧みな謀略を駆使しながらエーゲ海に迫り

ついに!

両者が激突。

greco_persian_war1.jpg


当時のスーパー戦艦「三段式ガレー船」600隻で押し寄せたペルシャ兵は約20,000人。
一方、アテナを中心としたギリシャ連合は兵力10,000弱。

ここぞという決断を下したのは血の気の多いギリシャの軍将ミティアデス
Miltiades.jpg

ギリシャ重装歩兵団が徒歩全力突撃の奇襲。
両翼に主力を固めた独特な陣形から、振りと言われた戦局を大逆転し

恐怖のペルシャ軍を撃退!

こんな感じだったそうな。



こうして第一次ペルシャ戦争は幕を閉じました。

しかし、この勝利が、さらに悲惨で苦しい戦禍のもととなります。

第三次ペルシャ戦争まで遺恨は続き
やがてアテネの政治腐敗や内紛による衰退、都市国家の凋落、と。



しかし

西洋白人国家(のちにローマがキリスト教を認め普及してからは西洋キリスト教文明)

中央アジア、の対立軸

そして

衆愚政治~政治腐敗、欲望が生み出す戦争という災禍

暴力が憎しみを生みそれがまた暴力を生む、という連鎖




現代にいたるまで、変わっていないのだな人類は。

考えさせられます。


ちなみに、このマラトンの戦いの劇的な、そして決定的な勝利を

エウクレスという男が、戦闘終了と同時に、戦場からアテネまで走って
「我ら、勝てり!!!!」

と、「喜びの知らせ」を伝えました。


当然、ギリシャ自慢の重装歩兵。そうとうな甲冑完全装備のままだったと云います。
grecosoldier1.jpg


しかも、激しい戦闘のあと。
(奇襲作戦のため、敵陣全力疾走という強引な作戦)

そうとうに体力が失われていたのでしょう。

エウクレスはマラトンからアテネに辿りつき「喜びの知らせ」を伝えると同時に
絶命した、といいます。


この、マラトンの丘~アテネ間、42.195kmが
のちの オリンピック「マラソン競技」の起源となりました。

現在のマラトン。
かつての戦火をすっかり忘れたかのごとく、平和で穏やか。
marathon.jpg
「夏草や つわものどもが 夢のあと」
といったところでしょうか。


そして、エウクレスが生命とひきかえに伝えた「喜びの知らせ」

"Good News" を、当時のギリシャ語で「エウァンゲリオン」と呼び

(日本語では「福音」と訳されることになる言葉です)


その後、キリスト教の普及と共にたいへん大きな意味をもつ言葉になりました。





人類に、争いは絶えないものなのでしょうか。


ならば

満ち足りた生活におぼれながら、絵に描いた餅のごとき「love & peace」を
呪文の如く唱え続けるより

「争いは、いつもそこにあるもの」
「人は不満になると争いたがるもの」
と、十分理解したうえで

では、誰にとっても不幸に違いない「争い」を
いかに回避し、お互いにとっての苦痛を最小限にするような

思想やルール、実効性と許容力のある体勢づくりも必要かもしれません。



人は歴史から学ばないようです。

ならば

せめて、歴史を知りたい。



オリンピック開催地決定のニュースを聞きながら
ちょっとだけ、そんな事を思いました。












(^-^)








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